KADOKAWA 日常 漫画レビュー

『カーグラフィティJK』自動車に乗る女子高生!放課後ほのぼのドライブ

更新日:

昨今、車に乗る若者は減少傾向にあり、新車の販売台数も年々落ちているそうですね。

筆者も関東に住んでいますが、車に乗る機会はほぼ皆無。交通機関だけで事足りてしまう時代になりました。

そんな時代の流れに抗うかのように、JKがゆるゆる自動車ライフを楽しむ『カーグラフィティJK』を紹介します。

作者はさきしまえのき先生。月刊コミックアライブにて連載していました。(全4巻。2018年3月時点)

JKが車に乗れる世界

本作は現実とは違い、普通免許が取得できる年齢が16歳まで引き下げられた世界。免許交付件数、車の販売台数を増やすため、とのこと。

そんな世界で高校生になったばかりの主人公、ミキが、同級生のリサに誘われ、幼馴染のハルカと一緒に自動車部に入部するところから物語が始まります。

※【コマ引用】「カーグラフィティJK」(さきしまえのき/KADOKAWA)1巻より

自動車部部長、リサが乗る車はシトロエン・2CV。日常生活ではまずお目にかかれない旧車。これに乗って富士山、伊豆、果てはF1観戦のために鈴鹿まで、ゆったりとドライブを楽しむのです。

※【コマ引用】「カーグラフィティJK」(さきしまえのき/KADOKAWA)1巻より

登場する車は、メジャーな乗用車からマニアックな外車まで多岐に渡り、JKには贅沢に思えるほどいろいろな車を運転します。羨ましい・・・。

作者の趣味?マニアックな車知識

主人公、ミキは当初こそ若干の否定はしていますが、大の車好き。自転車で登校している最中に目に留まった車に気を取られ事故を起こすほど。

リサ、ハルカが引くほどのマニアックな車の知識を披露します。

※【コマ引用】「カーグラフィティJK」(さきしまえのき/KADOKAWA)1巻より

車の生産事情、乗り心地、性能の話まで、ミキというフィルターを通して作者の培ったトリビアが次々登場するのですが・・・。

この手の『マニアックな趣味×JK』という組み合わせの漫画の宿命でもありますが、どうしても作者の趣味、偏見が前に出がち。

車好きならいいですが、車に興味のない読者の敷居を低くするのはなかなかに難しいものです。

免許取得は大変?

本作の2巻では、ミキ、ハルカが合宿プランで運転免許を取得するため、山形県へ向かいます。

そこで繰り広げられるのは、担当教官からのいびりや、MT派 vs AT派の終わりなき論争。

現実はそんなに厳しいものではないはずですが(筆者も免許取得はそんなに苦労していない)、ミキの周りではストレスが溜まりそうな出来事ばかり起こります。

そこで出会った外人風の美女、カレン。とてもかわいらしいですが、ゴリゴリの方言を話し、山形を中心にそれ以外の地方の芋煮に精通する、根っからの山形県民。

※【コマ引用】「カーグラフィティJK」(さきしまえのき/KADOKAWA)2巻より

彼女との出会いで、過ごし辛かった合宿期間に彩りが生まれるのでした。

おわりに

車の漫画は数あれどそのほとんどは走り屋たちのレースを描いたもの。どうしてもヒリヒリした緊張感あふれる作風になりがち。

車は好き、だけどレースじゃなくてのんびりドライブがしたい、という方にはお勧めできる作品です。

単行本は全4巻。最近完結したばかりです。下記リンクより試し読みができますので、興味のある方は是非。

関連リンク

-KADOKAWA, 日常, 漫画レビュー

Copyright© 鶴のひとこえ , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.