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『まどからマドカちゃん』女の娘とほっこり窓際コミュニケーション

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最近の漫画は、特徴的なヒロインに焦点を当てて、主人公、および周りの人物が引き立てる、という構図のものが多いような気がします。

そろそろどれともかぶらない新しいヒロイン、見てみたくないですか?

ということで、新たな不思議系ヒロインがおりなすゆるゆるコメディ『まどからマドカちゃん』を紹介します。

作者は福田泰宏先生。「モーニング」にて絶賛連載中。(既刊2巻。2017年11月時点)

窓際の彼女が織りなすゆる~い世界観

本作は、サラリーマンの小田くんが、雨宿りをしていたところに突然窓を開けて登場した部屋の住人、マドカちゃんとの出会いから始まります。

初登場時のマドカちゃんは、ダルダルのTシャツ、覇気のない眼、くわえタバコと、あまり漫画のヒロインには似つかわしくない格好。

※【コマ引用】「まどからマドカちゃん」(福田泰宏/講談社)1巻より

しかしながら、毎度毎度いろんな服装に着替えて、あの手この手で小田君を翻弄していきます。

そしてマドカちゃん、一言もしゃべりません。リアクションやジェスチャーだけでしか対話しませんが、それだけで伝わる小田くんのコミュニケーション能力の高さよ・・・。

二人が織りなす、独特のゆる~い世界観で癒されること間違いないでしょう。

何が飛び出すかわからない不思議な部屋

本作の特筆すべきところ、それは、何でも出てくるマドカちゃんの部屋です。

1話では寿司屋、2話では射的、花見、中華料理屋、病院、お茶会、蕎麦屋etc… もはや部屋の間取りに関係なく、四次元ポケット張りの変幻自在さ。

※【コマ引用】「まどからマドカちゃん」(福田泰宏/講談社)1巻より

時には、部屋の中に釣り堀を出現させてサメを釣ったり、砂場を作ってスイカ割りしたり・・・。いったいどうなってんだ。

また、時折小田くんを相手に商売をすることもありますが、寿司1皿100円、射的200円、ハンドマッサージ100円など、ほぼ全て破格の値段で提供されます。

※【コマ引用】「まどからマドカちゃん」(福田泰宏/講談社)1巻より

謎が謎を呼ぶ不思議な部屋。このマンガになくてはならない要素となっております。

連載が続くかわからなかった

実は本作、1巻が出てから、一度連載が終了していました。

というのも、作品の人気、1巻の売り上げで結果が出ないと続きを連載できない、という条件付きでの連載だったのです。

筆者は、モーニングに掲載されていた時から注目していて、1巻が出てすぐに買いに行ったのですが、連載が再開されるまで気が気じゃありませんでした。

出版業界も右肩下がりの昨今、漫画の連載を続けるのは非常に難しいことなのでしょう。

本作は、無事に連載が再開され、2巻も発売されました。まだまだ楽しませてくれる作品だと信じています。

おわりに

いかがだったでしょうか。

昨今の漫画ヒロインのなかでも相当に珍しい、独特の雰囲気を持ったキャラクターなのではないかと思います。

今後も2巻以降も連載が続いているので、長く楽しめる作品になることでしょう。

下記リンクより試し読みもできますので、興味のある方は是非。

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