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『ラーメン大好き小泉さん』深夜に読んではいけない飯テロ漫画

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記念すべき第一回目は、TVアニメ絶賛放送中の「ラーメン大好き小泉さん」です。

名前の由来は、言わずもがな藤子不二雄作品に登場する小池さんでほぼ間違いないでしょう。

主人公の小泉さんがひたすらにラーメンをかっ食らう、ラーメンに特化したグルメ漫画となっております。

作者は鳴海なる先生。「まんがライフSTORIA」にて絶賛連載中。(既刊6巻。2018年1月時点)

深夜に読むとヤバい

タイトルにも記載したが、この漫画は深夜に読むことをお勧めしません。

飯テロされて速攻で太ります。

ラーメンみたいな髪型の美少女、小泉さん(潅水の黄色、中太ちぢれ麺イメージのウェーブヘアとのこと)が、ラーメンを喰って、喰って、喰いまくる。そしてその食べる姿、食べ終わった後の表情がとにかくかわいい。読者はその姿に感化され、大量の脂肪と糖質を体内に取り込んでしまう、という恐ろしい効果を持っているのです。

筆者は、1巻発売時に本屋でたまたま見つけて購入し、その日の夜に読んだ勢いのままカップ麺を買いにコンビニに向かう羽目になりました。筆者は太りませんでしたが、友人に貸したら見るも無残なドラえもん体系になっていましたね。

実在するラーメン店

この漫画の最大の特徴、それは、実在するラーメン店を訪れ、その店ならではの楽しみ方を紹介する点でしょう。

おなじみの『ラーメン二郎』、こってりラーメンが有名な『天下一品』等の有名チェーン店から、『納豆キムチレアチーズラーメン』、地方のゲテモノラーメン店まで、多種多様なラーメンが登場します。果ては回転寿司のラーメン、ハワイのマクドナルドにあるサイミンなど、ラーメン屋以外の店でもラーメンしか食べません。

そこでの小泉さんの食べ方も多種多様。『一蘭』のカスタマイズ、『蒙古タンメン中本』の北極スペシャルなど、自分なりの楽しみ方を見つけて美味しく頂くのです。

また、小泉さんはラーメンに集中するために髪を結ぶのですが、ポニーテールを基本としながらおさげ、三つ編み、サイドテール、大勝軒巻きなど、色々なヘアアレンジをする小泉さんもまたかわいい。

本書を読んでラーメン店を訪れる、すなわち「聖地巡礼」を楽しむ方も多いのでは?

溢れるサイコな百合要素

小泉さんがラーメンを食べる傍ら、時に見守り、時に邪魔をし、共にラーメンを楽しむのがこの漫画の重要な語り部的存在、『大澤悠』です。

彼女の存在が、この漫画の面白さを引き立てているいっても過言ではないでしょう。

特筆すべきは、小泉さんが好きすぎるがための、異常なまでのサイコさ。連載当初はただ百合なだけのキャラかと思っていたのですが、回を重ねるごとにその異常さはエスカレートしていき、ラーメン屋の整理券予約から盗撮、ストーキングまで、もはや犯罪ギリギリのレベルに・・・。

ですが、彼女の存在なくしては小泉さんの魅力は十二分に発揮できていないはず。小泉さんは基本的に無口なので、ラーメン屋に行って食べるだけでは何もしゃべりませんが、彼女と共に食べる際には、ラーメンの基礎知識、店の特徴、果ては歴史に至るまで、際限なくラーメンうんちくを披露してくれます。

彼女が読者と同じ目線に立って聞き役に徹することで、ラーメンに詳しくない読者でも楽しく読むことができるのです。

みんなでラーメンを食べに行こう!

数ある飯テロ漫画の中でも本書ほど誘発される漫画は存在しないでしょう。

新たなラーメン屋を発掘して食べに行くもよし、登場キャラたちの百合要素を楽しむもよし。ラーメン以外にも様々な魅力が詰まった良質な作品です!

TVアニメも放送されて、さらにディープに楽しむことができるようになったので、これを機に、ラーメンを食べに外に繰り出しましょう!

 

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